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今後の上映会の予定

公共交通機関運行停止の場合の上映会開催について





第621回現代中国映画上映会(DVD上映会)

劇映画 こんにちは、私のお母さん
2020年/京西公司、儒意影視公司、猫眼微影公司、精彩時間公司、新麗傳媒公司、大碗娯楽公司など
カラー/シネスコサイズ/DVD/128分/日本語字幕スーパー
原題 你好、李焕英(Hi, Mom)
使用言語 標準中国語(普通話)
監督 賈玲(ヂァ・リン)
脚本 賈玲(ヂァ・リン)、孫集斌(スン・ジービン)、王宇(ワン・ユィ)、劉宏禄(リゥ・ホンルー)、卜鈺(プー・ユィ)、郭宇鵬(グォ・ユィポン)
撮影指導 孫明(スン・ミン)、劉寅(リゥ・イン)
主演 賈玲(ヂァ・リン)、張小斐(ヂャン・シァオフェイ)、沈騰(シェン・トン)、陳赫(チェン・ハー)
劉佳(リゥ・ヂア)、喬杉(チァオ・シャン)、丁嘉麗(ディンヂアリー)、王琳(ワン・リン)
杜源(ドゥ・ユェン)、馮鞏(フォン・ゴン)、魏翔(ウェイイ・シァン)、韓云云(ハン・ユンユン)
《こんにちは、私のお母さん》(2020年,原題:你好、李焕英)
《こんにちは、私のお母さん》(2020年,原題:你好、李焕英)
簡単なストーリーや解説はこちらをご覧下さい。



劇映画 YOLO 百元の恋
2023年/新麗傳媒公司、中国電影公司、阿里巴巴影業公司、閲文影視、大碗娯楽公司
カラー/シネスコサイズ/DVD/130分/日本語字幕スーパー
原題 熱辣滾燙(YOLO、You Only Live Once)
使用言語 標準中国語(普通話)
翻案 『百円の恋』(2014年、日本映画)
監督 賈玲(ヂァ・リン)
脚本 賈玲(ヂァ・リン)、孫集斌(スン・ジービン)、劉宏禄(リゥ・ホンルー)、郭宇鵬(グォ・ユィポン)、卜鈺(プー・ユィ)
撮影指導 劉寅(リゥ・イン)
主演 賈玲(ヂァ・リン)、雷佳音(レイ・ヂアイン)、張小斐(ヂャン・シァオフェイ)、沙溢(シャー・イー)、趙海燕(ヂャオ・ハイイェン)
趙琪(ヂャオ・チー)、許君聰(シュィ・ヂュィンツォン)、卜鈺(ブー・ユィ)、朱天福(ヂュー・ティェンフー)
劉宏禄(リゥ・ホンルー)
《YOLO 百元の恋》(2023年,原題:熱辣滾燙)
《YOLO 百元の恋》(2023年,原題:熱辣滾燙)
簡単なストーリーや解説はこちらをご覧下さい。


劇映画 ただいま
1999年/西安電影制片厂、Keetman Limited
カラー/ビスタサイズ/DVD/89分/日本語字幕スーパー
原題 過年回家(Seventeen Years)
使用言語 標準中国語(普通話)
監督 張元(チャン・ユェン)
脚本 余華(ユィ・ホァ)、寧岱(ニン・ダイ)、朱文(ヂュ・ウェン)
撮影 張錫貴(チャン・シーグイ)
音楽 趙季平(チャオ・チーピン)
主演 李冰冰(リー・ピンピン)、劉琳(リゥ・リン)、李野萍(リー・イェピン)、梁松(リャン・ソン)
李涓(リー・ジュェン)
《ただいま》(1999年,原題:過年回家)
《ただいま》(1999年,原題:過年回家)
簡単なストーリーや解説はこちらをご覧下さい。


劇映画 上海家族
2001年/上海電影制片厂
カラー/ビスタサイズ/DVD/96分/日本語字幕スーパー
原題 假装没感覚(Shanghai Woman)
使用言語 標準中国語(普通話)
原作 徐敏霞『站在十几歳的尾巴上』
監督 彭小蓮(ポン・シァオリェン)
脚本 彭小蓮(ポン・シァオリェン)、徐敏霞(シュィ・ミンシァ)
撮影 林良忠(リン・リァンヂョン)、朱東葺(ヂュ・ドンロン)
主演 呂麗萍(リュィ・リーピン)、鄭振瑤(ヂェン・ヂェンヤオ)、孫海英(スン・ハイイン)
胡歌(フー・ガー)、呂凉(リュィ・リァン)、周文倩(ヂョウ・ウェンチェン)、王鏡超(ワン・ヂンチャオ)
《上海家族》(2001年,原題:假装没感覚
《上海家族》(2001年,原題:假装没感覚
簡単なストーリーや解説はこちらをご覧下さい。


劇映画 再会の食卓
2009年/光線先鋒(北京)文化傳媒有限公司、西安影視制片有限公司、九洲音像出版公司など
カラー/ビスタサイズ/DVD/110分/日本語字幕スーパー
原題 團圓(Apart Together)
使用言語 標準中国語(普通話、上海方言)
監督 王全安(ワン・チュエンアン)
脚本 王全安(ワン・チュエンアン)、金娜(ヂン・ナー)
撮影指導 Rutz Reitemeier
主演 盧燕(リサ・ルー)、凌峰(リン・フォン)、徐才根(シュィ・ツァイゲン)
莫小奇(モニカ・モー)、馬曉晴(マー・シァオチン)、金娜(ヂン・ナー)
郁百揚(ユィ・バイヤン)、薛国平(シュエ・グオピン)
《再会の食卓》(2009年,原題:團圓)
《再会の食卓》(2009年,原題:團圓)
簡単なストーリーや解説はこちらをご覧下さい。

上映日時 2025年712日(開場は各作品上映開始の10分前
午前10:00ただいま
午後0:10こんにちは、私のお母さん
午後2:40YOLO 百元の恋
午後5:10上海家族
午後7:10再会の食卓
各作品終了後に清掃作業や試写などを行います。続けて次の作品をご覧になる方は退場後に再度入場手続きをお願いします。
作品鑑賞費 無料(当日に有効な会員証をお持ちの方)
非会員・期限切れの方はその場でご入会いただく必要があります。
入会金 9000円(サポート会員、月単位で14ヶ月有効、事前振込割引あり、詳しくはこちら
2000円(短期会員、月単位で2ヶ月有効、事前振込割引なし、詳しくはこちら
非会員の方は入会が必須です
会員制度の詳細についてはこちらをご覧下さい。サポート会員には事前振込割引もあります。
上映会場 文京区民センター (3A)  (文京シビックセンター近くの「春日町交差点」北東側角)
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」2分
都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」1分
JR中央線「水道橋駅」徒歩9分

ご来場にあたり、ご予約や申し込みは必要ありません。直接会場へお越し下さい。先着順入場となります。
こちらの「新型コロナウイルスなど各種感染症への対応について」を事前にご理解下さい。



こんにちは、私のお母さん 2001年、女子高生・賈曉玲(ジァ・シァオリン)の母親・李煥英(リー・ホアンイン)は娘が一流大学に入ることを願っていた。

自転車に母親と2人乗りしていて事故に巻き込まれた賈曉玲は1981年にタイムスリップしてしまった。それは自分が生まれる前の改革開放初期の中国だった。

そこで彼女は自分を生む前の母親に出会った。苦労ばかりかけてきた母親に親孝行する一大チャンスとばかり、未来の自分が生まれなくなる可能性が頭をよぎりながらも母親の夢を実現しようと奮闘する。迷惑ばかりかけてきた母親に対するせめてものプレゼントだと思っていたが…。

《こんにちは、私のお母さん》(2020年,原題:你好、李焕英)
《こんにちは、私のお母さん》(2020年,原題:你好、李焕英)
《こんにちは、私のお母さん》(2020年,原題:你好、李焕英)
《こんにちは、私のお母さん》(2020年,原題:你好、李焕英)
《こんにちは、私のお母さん》(2020年,原題:你好、李焕英)
《こんにちは、私のお母さん》(2020年,原題:你好、李焕英)

YOLO 百元の恋 ちょっぴりふくよかな体型をした杜楽瑩(ドゥ・ルーイン)は日々だらしない生活を続け食べて寝るだけ。仕事もせず、引きこもっている彼女は恋人を友人にとられてしまう始末。

ある日、妹と大げんかして家を出た彼女は街頭で見たボクサーの昊坤(ハオ・クン)に一目惚れしてしまう。彼に憧れ、自分もやりたいと始めたボクシング。しかし、絶望するような事態が彼女をボロボロにする。何とか一度だけでも勝ちたい。彼女は一念発起して壮絶なダイエットと練習にうちこみ、ついにはボクシング大会へ出場することになった…。


監督兼主演の賈玲は実際に相当にふくよかであった。しかし、ストーリーの展開と共にふくよかな姿が徐々に締まってくる様子が映し出される。これは決してCGや特殊衣装ではなく、彼女の実際の姿である。エンドロールに映し出されるその壮絶なダイエットの記録は驚嘆に値する。

《YOLO 百元の恋》(2023年,原題:熱辣滾燙)
《YOLO 百元の恋》(2023年,原題:熱辣滾燙)
《YOLO 百元の恋》(2023年,原題:熱辣滾燙)
《YOLO 百元の恋》(2023年,原題:熱辣滾燙)
《YOLO 百元の恋》(2023年,原題:熱辣滾燙)
《YOLO 百元の恋》(2023年,原題:熱辣滾燙)
《YOLO 百元の恋》(2023年,原題:熱辣滾燙)

ただいま 16歳のとき、つまらないことがきっかけで義姉を殺めてしまった陶蘭(タオ・ラン)。彼女は警察に捕まり、刑務所に入れられた。しかし、17年後、模範囚として刑務所から一時的に実家へ帰って旧正月の年越しすることを認められた。期間は僅か2日。翌年の正式出所を控えた温情的措置だった。一時帰宅とはいえ、喜んで帰れる家はない。何しろ義姉を殺したのだから…。

刑務所から出たものの、実家に帰ることにためらいを見せる陶蘭を見つけた教育隊長は、自分の行き先と陶蘭の家が近いことを知り、自分が付き添って親元へ連れて行こうとする。しかし、胡同は再開発で取り壊され、かつての趣は全くなかった。そこは瓦礫の山だったのだ。

母親が最後に面会に来たのは2年半も前。手紙も隣人の代筆だった。地区の派出所で調べた新しい引っ越し先までのバスは旧正月のためもう終わっていた。歩けば遠い。通りがかった輪タクをつかまえてようやくたどり着いた陶蘭の実家には両親がいた。しかし、言葉はない。

付き添ってきた教育隊長が、まだ33歳の陶蘭の社会復帰についての説明を両親に行うが父親は無言で席を立つ。食事を作ってくれた母親も必要最小限の発言しかしない。姉を殺めた17年前のわだかまりがまだ消えていないのだ。

17年という歳月を隔て、陶蘭は元の家族のところへ戻れるのだろうか。そして、両親は自分たちの上の娘を殺したもう1人の娘を迎え入れてくれるのだろうか。果たして彼女は両親に「ただいま」が言えるのだろうか…。

《ただいま》(1999年,原題:過年回家)
《ただいま》(1999年,原題:過年回家)
《ただいま》(1999年,原題:過年回家)
《ただいま》(1999年,原題:過年回家)
《ただいま》(1999年,原題:過年回家)

上海家族 15歳の女の子、阿霞(アーシァ)の父が母に告白している。愛人ができ、不倫関係を2年も続けているという。そんな夫に愛想をつかした母は離婚を決意し、阿霞と一緒に実家に戻った。しかし、祖母の家は阿霞たちが一緒に住むには狭く、そのためか祖母は母の出戻りを軽率だとたしなめる。間もなく阿霞の叔父が結婚するため母子の住む部屋はないと、すぐに阿霞たちに出ていってもらいたい様子だ。阿霞は母に冷たい祖母のことをよく思わなかった。

母は阿霞のためを考え、妻を病気で亡くした子持ちの李(リー)さんと再婚した。しかし、李さんの息子・強強(チァンチァン)は、自分の勉強部屋を減らされたりした生活上の不便もあり、突然の闖入者である阿霞たちを邪魔者扱いする。阿霞はストレスがたまった。

母が強強に買ってあげた新しい運動靴。自慢の靴だったが、強強がそれを履いていたら李さんがやってきてボロボロの古い靴を投げ出し、汚れるから換えろと友人の前で言い出す。恥をかかされた強強は悔しくて仕方がなかった。真面目で堅実だというふれこみの李さんが本当はうるさくて理不尽なケチ男だと判明した瞬間だった。失望した阿霞は幸せな家庭を持つ友人の侃侃(カンカン)が羨ましくてならない。家族が2人から4人になったのに李さんは水道代が2倍になったとしつこく文句を言い、増えた水道代を母に支払わせる始末。阿霞は自分のために我慢するのをやめるよう母に進言し、慎ましくも新しい生活に踏み出すのだった…。

原作者の徐敏霞は1981年生まれ。高校生の時に書いた友人の体験を元にした本作の原作小説『站在十几歳的尾巴上』が注目を浴び、大学入学直後に彭小蓮と共同で本作のシナリオを仕上げた。復旦大学大学院を経て、現在は雑誌『萌芽』編集部に在籍しながら作家活動を続けている。

《上海家族》(2001年,原題:假装没感覚)
《上海家族》(2001年,原題:假装没感覚)
《上海家族》(2001年,原題:假装没感覚)
《上海家族》(2001年,原題:假装没感覚)
《上海家族》(2001年,原題:假装没感覚)
《上海家族》(2001年,原題:假装没感覚)
《上海家族》(2001年,原題:假装没感覚)

再会の食卓 1978年末に大陸で改革開放が始まり、台湾との“三通”を呼びかける声明が出てから10年近くが経過した1980年代後半になり、国民党と共に台湾に渡った大陸出身の元兵士の肉親訪問が台湾で限定的に解禁された。故郷を離れて40年が経過し、退役した元国民党兵士たちの望郷の念に台湾当局が押された結果だった。

上海に住む喬玉娥(チァオ・ユィウー)は身重だった1949年に夫と別れて40年になる。彼女はその後再婚し、子供や孫に囲まれて幸せに暮らしていた。そこへ突然台湾から手紙が届いた。別れた元夫の劉燕生(リゥ・イェンシェン)からだった。所属部隊の移動のため船で台湾に向かってから40年。台湾で再婚した妻と死別し、自分もこの先が長くないと感じ、別れた時の約束を果たしたいので大陸を訪問することにした、会って欲しい、という内容のものだった。

夫や子供たちと暮らしている彼女に降りかかった難題。40年も別れていたとはいえ、元夫であり、息子の父親である。会わないという選択肢はなかった。しかし、他の家族は複雑な心境だった。

いよいよ、燕生が来る日、玉娥とその家族はもてなしの食卓を囲むことにした。それは心のわだかまりを秘めた再会の食卓だった…。


《再会の食卓》(2009年,原題:團圓)
《再会の食卓》(2009年,原題:團圓)
《再会の食卓》(2009年,原題:團圓)
《再会の食卓》(2009年,原題:團圓)




《2025年7月以降の上映予定》

7月12日() DVD上映会(無料上映)
午前10:00~ ただいま》(1999年,原題:過年回家,監督:張元,主演:李冰冰、劉琳、李野萍、梁松、李涓)
午後0:10~ こんにちは、私のお母さん》(2020年,原題:你好,李焕英,監督:賈玲、主演:賈玲、張小斐、沈騰、陳赫、劉佳、喬杉)
午後2:40~ YOLO 百元の恋》(2023年,原題:熱辣滾燙,監督:賈玲,主演:賈玲、雷佳音、張小斐、楊紫、沙溢、喬杉)
午後5:10~ 上海家族》(2001年,原題:假装没感覚,監督:彭小蓮,主演:呂麗萍、鄭振瑤、孫海英、胡歌、周文倩)
午後7:10~ 再会の食卓》(2009年,原題:団圓,監督:王全安,主演:盧燕、凌峰、徐才根、莫小奇、馬曉晴、金娜)
8月3日() DVD上映会(無料上映)
午前10:20~ ハイジャック 台湾海峡緊急指令》(1988年,原題:代号美洲豹,監督:張藝謀、楊鳳良,主演:鞏俐、葛優、劉小寧、王学圻)
午後0:10~ キープ・クール》(1996年,原題:有話好好説,監督:張藝謀,主演:姜文、李保田、瞿穎、張藝謀、葛優、劉信義、尤勇、趙本山)
午後2:20~ 古井戸》(1987年,原題:老井,監督:呉天明,主演:張藝謀、梁玉瑾、呂麗萍、牛星麗、解衍、平藍庭、趙世基、郝教勇、穆牧、譚希和、李京京)
8月10日() 午前10:00~ 上映作品未定(BD/DVD/デジタル作品上映会=2~3作品無料上映)

上映会場はすべて“文京区民センター”(文京シビックセンターから「春日町交差点」を挟んで北東側斜め向かい)となります。
上映日程および作品の発表後であっても、行政当局により上映会場の強制的な利用停止措置がとられた場合は上映時間や作品を変更したり上映を中止せざるを得なくなる可能性があります。
地震・台風などの大災害や大事件・大事故が発生した場合でも、主催者側や会場がそれに巻き込まれるなどのやむを得ない事情がある場合を除いて上映会は開催します。たとえ全ての公共交通機関が運行を停止していても会場が通常通り利用できる場合には予定通り開催しますのでご注意下さい。


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